タネをお持ちの方はすぐに捨てて下さい

 タネは放って置くと自然に発芽する可能性があります。例えば資料によると発芽条件は気温20度、湿度30%以上とあります。これは、本州の4月以降の気象条件と一致し、ただ保管しているだけのタネが発芽する可能性があるという事です。  実際に発芽する確率は非常に低いのですが、一人暮らしの万年床にこぼれたタネが発芽したケースもあります。
 このような形で発芽したとしてもそれは違法です。もちろん、恣意的に発芽させるようなことは絶対にしないで下さい。発見された段階で最高7年の懲役が待っています。
 このようにタネを保持する事自体は違法ではありませんが、例え恣意的でなくても発芽してしまった時点で犯罪になります。
 だから、現在小鳥屋さんなどで購入した大麻の種を保有している人は直ちに捨てましょう。熱処理すること、タネとしての機能が消え一番確実なのですが、大麻の吸引は燃やすことによって行われます。もし、万が一タネを燃やしている時に警察官が通りかかったりしたら、その時点で現行犯逮捕されてしまいます。
 一番良いと思われるのは、街角や河原などの空き地(できるだけ永続的に存在する)に捨てることです。タネの保持、およびそれを捨てる事はとりあえず罪は問われません。問われるとしたら、不法投棄でしょう。
 外出するときはポケットにタネを忍ばせ、空き地を見つけたら一粒、河原を歩いていたら5歩ごとに一粒という感じで捨てていきましょう。3mm程度の小さなタネを指先でパチンと飛ばすだけの動作を気にする人などは居ないでしょう。誰にも知られずに捨てる事ができます。
 貴方が捨てたタネがどうなるかはしったこっちゃありません。上記の通り、日本でも十分に育成が可能なので、もしかしたら発芽し、成長するかもしれません。しかし、絶対に採集しないで下さい。それは立派な犯罪です。
   念のため忠告しておきますが、タネを捨てた場所に水を撒きにいくような事もしないで下さい。それは「大麻の栽培」と認められ犯罪になる恐れがあります。
 5月頃に捨てられたタネが例え発芽しても、その他の生命力の強い雑草との競争に負け、いずれ枯れていく事でしょう。梅雨時の湿度は、大麻を病気にし、害虫が大量に発生する原因となります。大きく育つことは難しいでしょう。貴方が捨てたタネの行く末を気に病むことは辞めて下さい。どうしてもというのであれば、タネを捨てた場所を貴方の散歩道に加える程度にとどめておきましょう。
警察が刈り取り切れなくなるまで、大麻の種を捨て続けよう